思春期講座

日記

 2月22日(水)に、中学生対象の思春期講座が開かれました。講師は岩手県立大学・看護学部の谷地和加子先生です。谷地先生には思春期の心と体の成長や、かけがえのない命についてのお話をしていただきました。谷地先生は、大学教員の職に就く前は助産師の仕事をしており、これまで新しい命の誕生に何度も立ち会ったそうです。

 これまでの経験に基づいたお話は、大変重みがあり、生徒たちは心でしっかりと受け止めて聞いていました。「あなたは大切な存在」「生きているだけで100点満点」など、谷地先生の言葉から生きる希望や勇気をもらった生徒もたくさんいたと思います。

 講座の後半には、ジャケットを使った妊婦体験や、人形を使った赤ちゃん抱っこ体験をしました。体験した生徒は、「体が重いまま生活をしている妊婦さんの大変さが分かった」「赤ちゃんの首がぐらぐらしているから、抱っこをして不安になった」と、大変さを実感しているようでした。

 3年生の代表生徒は、「命の尊さを学ぶ機会になった。自分自身を見つめ、これからの人生をよりよくしていきたい」と、感想を発表しました。

 今日のお話を糧にして、力強く生きていってほしいと思います。

日記
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