中学1年「車いす・白杖体験」

日記

 9月9日(金)の5・6校時、中学校1年生が「ハンディキャップ体験」を行いました。

当日は紫波町役場から佐藤さん・中村さん、社会福祉協議会から菅波さん・吉岡さんをお迎えしての体験学習です。

「少子高齢化で3人に1人がお年寄り、という時代がやってきます。」

「介護がより身近になります。すぐに手助けができる心がまえが大切ですね。」

「体が不自由な時、困っているとき何をしてほしいかな。」

「車いすの扱い方について確認しましょう。」

「段差に乗り上げるときは前から、降りるときは背中からおろしてあげると怖さを感じにくいです。」

「目の見えない人を助けてあげるときは、まず皆さんの名前をはっきりと伝えてあげてください。」

「あと2段あるよ。」「見えないって不安だね。」「声が聞こえると安心する。」

菅波さん「この体験で『自分でも助けてあげられるかも』と思ってもらえればうれしいです。」

 たっぷり2時間余りの授業でしたが、生徒は積極的に体験に取り組んでいました。小学校でも体験したという生徒もいましたが、体も一回り大きくなった今、当時より車いすも自由に扱えるようになり実際の場面を具体的にイメージすることができたようです。「次は自分でも声をかけて助けてあげられそうな気がする。」といううれしい感想も。実際の支援につながる大切な授業となりました。

日記
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