もうすぐ冬休みです。中学校では、冬休み明けの３学期にある卒業式に向けて合唱の取り組みが始まりました。日数の少ない３学期には、音楽の授業時間だけで合唱を仕上げるのは難しいところです。合唱委員長のリードで細かく打ち合わせを行いながら進めています。毎日、各学級でお昼に給食を食べながらCDでそれぞれのパートの旋律を聞き流し、ソプラノ、アルト、男声がコツコツと自分の音を覚えました。
12月20日（水）の１時間目は、いよいよ１・２年生全体の合わせの日。各パートでそれまでの練習を仕上げ、合唱を合わせてみました。
合唱練習の取り組みを生徒の力だけで行うのはそう簡単なことではありません。しかし、各パートリーダーはそれぞれに曲想にふさわしい表現を工夫してお互いに指導し合っていました。短い時間でしたが、心の通い合った練習の様子に、最後の文化委員長の挨拶のときには担当の先生も思わず涙していました。こうした取組の成果が本番に披露されるよう、冬休みも各自で練習に取り組んでほしいです。
